保育施設の一つに託児所があります。今回は託児所とはどのような施設なのか、またどのように種類分けをされているのかなどを説明します。託児所というと、漠然と子どもを預かってくれるところだと思っている人も多いでしょう。託児所には明確な定義はありません。一般的な認可外の保育施設のことをいいます。保育所や幼稚園とは違い、美容室やデパートなどの託児ルームであるとか、夜間に預けられるベビーホテルなどが託児所といわれています。託児所の対象年齢は乳児から就学前までとしているところが多く、保護者に代わって子どもたちを見守ります。託児所は運営の自由度が高く、夜間対応可能であったり、土日利用可能であったりと様々な特徴があり、保護者の事情に合わせて選べる保育施設となっています。また、託児所はいくつかの種類に分けられます。一般的な託児施設や事業型保育施設、ベビーホテル、そして認証保育園です。一般的な託児施設とは子どもを長期的、一時的に預かるところで、駅近に開設されることが多いです。事業型保育施設とは事業主が従業員のために開設している託児所です。会社の従業員の子どもを勤務時間中預かる企業型保育所、病院の職員の子どもを預かる院内保育所などがこれにあたります。ベビーホテルは夜間に仕事をしている親が子どもを預けることができ、24時間体制で行っているところもあります。そして認証保育園は東京都が定めた基準を満たした施設のことを指します。保護者のニーズに合わせて利用するところを選ぶと良いでしょう。