託児所は0歳から6歳までの子どもを預かってくれる認可外の保育施設の総称であるため、託児所は複数種類あります。多くの保護者は認可保育園への入園を望みますが、定員超えなどの理由で認可保育園に入園できない人がいるのです。そんな時に保護者の手助けを行うことができるのが、託児所です。認可外の保育施設と言っても、託児所は「認可外保育施設指導監督基準」と呼ばれる保育施設運営者が守るべき規則や基準を定めた基準で厳しくルールを取り決められています。認可外だからといって心配する必要はありません。認可保育園にはないメリットとして、運営の自由度が高く、夜間でも子どもを預かってくれること、土日でも利用できることなどが挙げられます。託児所の種類は大きく分けて3種類。まず一般的な託児所は、子どもを長期もしくは一時的に預かる施設となっています。子どもと一緒に遊んだり、食事や排泄のお世話をしたりするなど、さまざまなサポートを行うのが一般的な託児所です。利用しやすさを考慮して駅近で開設される場合が多く、 中には商業店舗、美容室、歯科医院などの施設内に併設されている託児所もあります。続いて、会社の従業員向けに事業主が設置しているのが事業型保育施設です。子持ちの従業員が勤務時間中に自分の子どもを預けることができます。勤務中に子どもを預ける先がないから働けないと悩む必要をなくしてくれる託児所です。また同じように働く保護者に喜ばれている託児所として、ベビーホテルが挙げられます。ベビーホテルは24時間体制で対応が可能。中には宿泊施設を伴っているベビーホテルもあるため、退勤時間が深夜や翌朝になってしまう保護者に人気があります。